矢崎 亮
九州大学高等研究院 准教授
2011年東京大学大学院薬学研究科分子薬学専攻博士課程修了。博士(薬科学)。2012年九州大学大学院薬学研究院・助教。2024年より現職。2013年 井上研究奨励賞、2015年 有機合成化学協会 宇部興産研究企画賞、2020年 日本薬学会奨励賞、2020年 宇部興産学術振興財団学術奨励賞、2022年 Chemist Award BCA 2022、2023年文部科学大臣表彰若手科学者賞などを受賞。
研究分野
環境調和型有機合成
触媒的重水素化法の開発と重水素標識生物活性物質の合成
三元触媒系によってカルボン酸のα-重水素化反応を達成した。
代表的な論文
Tanaka, T.; Koga, Y.; Honda, Y.; Tsuruta, A.; Matsunaga, N.; Koyanagi, S.; Ohdo, S.; Yazaki, R.; Ohshima, T. Ternary catalytic α-deuteration of carboxylic acids. Nature Synthesis 2022, 1, 824-830. DOI: 10.1038/s44160-022-00139-9.
特殊アミノ酸の合成と応用による新規創薬基盤の構築
触媒的クロス脱水素カップリングを用いて特殊なアミノ酸およびペプチド合成を実現
代表的な論文
Tsuji, T.; Hashiguchi, K.; Yoshida, M.; Ikeda, T.; Koga, Y.; Honda, Y.; Tanaka, T.; Re, S.; Mizuguchi, K.; Takahashi, D.; Yazaki, R.; Ohshima, T. α-Amino acid and peptide synthesis using catalytic cross-dehydrogenative coupling. Nature Synthesis 2022, 1, 304-312. DOI: 10.1038/s44160-022-00037-0.
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九州大学高等研究院
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