Organizations and members

組織・メンバー

中 寛史

京都大学大学院薬学研究科 准教授

はかる

1980年東京都生まれ。2006年東京大学大学院薬学系研究科博士課程中退。博士(理学)。東北⼤学⼤学院薬学研究科・助⼿、名古屋⼤学物質科学国際研究センター・助教を経て、2020年より現職。2023年より京都大学学際融合教育研究推進センター重水素学研究ユニット・ユニット長を兼務。東京理科大学客員准教授。2020年令和元年度有機合成化学奨励賞受賞。

研究分野

重水素を利用した分子機能の開拓、水や光を⽤いた有機合成のための触媒開発

水和・脱水反応触媒の開発

代表的な論文
Kanda T.; Naraoka, A.; Naka, H. Catalytic Transfer Hydration of Cyanohydrins to alpha-Hydroxyamides. J. Am. Chem. Soc. 2019, 141, 825−830. DOI: 10.1021/jacs.8b12877

半導体光触媒の特徴を利用した触媒反応開発

代表的な論文
Wang, L.; Jenkinson, K.; Wheatley, A. E. H.; Kuwata, K.; Saito, S.; Naka, H. Photocatalytic N-Methylation of Amines over Pd/TiO2 for the Functionalization of Heterocycles and Pharmaceutical Intermediates. ACS Sustainable Chem. Eng. 2018, 6, 15419–15424. DOI: 10.1021/acssuschemeng.8b03855

精密重水素化反応の開拓

代表的な論文
Itoga, M.; Yamanishi, M.; Udagawa, T.; Kobayashi, A.; Maekawa, K.; Takemoto Y.; Naka, H. Iridium-catalyzed α-selective deuteration of alcohols. Chem. Sci. 202213, 8744–8751. DOI: 10.1039/D2SC01805E

重水素化による触媒材料の創出

代表的な論文

Murayama, S.; Ishimoto, T.; Naka, H.
Inverse Kinetic Isotope Effect in Singlet-to-Triplet Intersystem Crossing Contributes to Greater Robustness of Deuterated Organocatalyst
Bull. Chem. Soc. Jpn. 2024, in press. DOI: https://doi.org/10.1093/bulcsj/uoae028

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連絡先

〒606-8304 京都市左京区吉田下阿達町46-29
京都大学大学院薬学研究科薬品分子化学分野
Mail h_naka@pharm.kyoto-u.ac.jp

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